iPhoneの写真保存に困ったとき読むお話
先日Googleフォトがアップデートされた記事が紹介されていました。
大切な機能はそのままで、写真に記録される位置情報などを使って、今まで以上に検索しやすくなったみたいですね。
お店で勤務しているとき、お客様とバックアップのお話をすると、体感ですが2~3割の方がGoogleフォトを使用されていて、そのうちiCloudも併用している方、写真以外はデータを残さない方、写真以外をiCloudに残している方など様々でした。
厳密に言うと「iCloud写真」と「Googleフォト」は違うのですが、「写真を残す」という機能面で見てみると、どちらもパソコンを使用することなく手軽に写真を残せるので、iPhoneを使っているほとんどの方が、利用しているかと思います。
画質にこだわりがなければ、どちらを使ってもほとんど違いがありませんが、大きな違いが「有料」か「無料」
ほとんど無料で使えるGoogleフォト
以前はGoogle+の中の1機能として、保存容量は有限でiCloudと同様、ある一定容量以上使う場合は月額課金が必要でした。
それが2015年ぐらいに写真保存機能だけを独立させたのがGoogleフォト。
無料無制限で「高画質」保存する設定、有限有料で「元の解像度」保存設定の2つがありますが、動画撮影で画質にこだわりがある方でなければ、「高画質」で十分かと思います。
詳しいことはGoogleのサポート記事を確認してみてください。
Googleフォトで気をつけなければいけないことは2点。
・iCloudと違い、アプリを立ち上げなければバックアップしてくれない
・Googleフォトの設定「バックアップのタイミング」でモバイル通信をオンにしてしまうと、いつでもバックアップしてくれる反面、携帯電話会社さんで提供されている月当たり使えるデータ通信量を消費してしまう
ですので、旅行の写真やお子さんの動画撮影などされたときは、Wi-Fi環境下で充電しながらアプリを立ち上げて、バックアップに注意を向けてください。
5GBじゃ足りないiCloud写真
まだiPhone5s、5cの頃にはこの機能がなく、写真もアプリのデータもまとめて「iCloudバックアップ」として塊をクラウドに保存。バックアップ復元するまでどの写真が保存されているかわかりませんでした。(GoogleフォトはアプリやSafariなどのブラウザですぐに確認できる)
それがiPhone6が発売されてしばらくすると「iCloudフォトライブラリ」とiCloudの設定の中に表示が増え、写真とそれ以外のデータに分けてバックアップすることができるようになり、他のiPhoneやiPadと写真データを共有できるようになりました。
Googleフォトとの違いは、
・充電しながらWi-Fiにつないでおくと、自動的に写真がiCloudに保存される
・ 「iPhoneのストレージを最適化」を設定しておくと、iPhoneに保存されている写真をサイズを自動的に小さくすることで、iPhoneの空き容量を増やしてくれます。撮影したオリジナルサイズの写真はiCloudに保存されているので、必要であれば設定を変えたり、画像をタップするとオリジナルサイズがダウンロードされます。
・別のパソコンやiPadなどから確認すればわかりますが、撮影したiPhoneからはどの写真が保存されているかが、わかりにくい。
詳しいことはAppleのサイトに掲載されているので、気になった方は一度確認してみてください。
以上、写真保存に関してでした。