新しいiOSが発表、配信された時読むお話
お時間のない方向けに簡潔に
本日のまとめ
・9/17未明からiOS14が配信されます
・今使っているアプリが対応していないと起動しなくなる可能性があります。
・9/16中に「設定→一般→ソフトウェア・アップデート→自動アップデート→オフ」にしておけば安心。
ここからはお時間のあるときにでも御覧ください。
米国時間9月15日(日本時間9月16日)、Appleが新製品発表会を行いました。
新ハードウェアとしてiPhoneは発表されず、Apple WatchとiPadの発表のみで少しがっかりされた方も多いかと思います。
店舗で勤務している時、毎年7~8月ぐらいになるとお客様から「いつ新しいiPhoneでるの?」など聞かれましたが、一従業員が知るはずもなく、あくまで個人の意見、ネットの情報をお客様にお伝えして、修理するか新機種を待つかなど対応させていただいていました。
今回の発表会で私が注目したところは、「iOS14」が新iPhoneが発売される前に17日未明に配信されることです。
過去iPhone4から、新iPhoneと新iOSはほぼ同時期に発売、配信され、新iPhoneの購入などで新iOSは一気にシェアが広がっていました。
ベータテストでは見つからなかった不具合が、新iOSのシェアが広がることで早く見つかり、早期の安定化につながることは確実だったのですが、新iPhoneの発売がiOS14よりずれることで、細かなアップデートが続くかもしれません。
また今回のiOS14は年に一度の大きなアップデートになるので、非常に注意しなければいけません。
すでにポケモンGOの運営会社はiOS14へのアップデートは待つように呼びかけています。
またmineoや楽天モバイルなどのいわゆる格安SIM(MVNO)ではiOSのアップデートを行うとネットワーク接続の設定が変わってしまい、モバイル通信ができなくなる可能性もあります。
通常一度アップデートを行うとその前のバージョンに戻すことができないことがiOSの仕様です。ただし例外的にiTunesを使うことで、限定的ですが一つ前のバージョンに戻すができます。またiOSのバージョンはその時の最新バージョンにしかアップデートできません。
Macであれば一度初期化すれば購入したときのOSに戻すことができますし、ある程度望むOSに更新することもできます。
例年新iOS配信後、アプリが使えなくなった、iPhoneの動きが遅くなったなど店舗に問い合わせが多かった記憶があります。
iOS14へのアップデートは少なくとも1ヶ月程度待っていただき、アプリの対応状況、身の回りでの情報を集めていただき、しっかりバックアップを作成してアップデートを行ってください。
アップデートは誰でもできますが、大切なデータを守れるのはあなただけです。
アップデートを手動で行う、アップデートを自動で行わない場合はこちらの記事が詳しく解説されていますので、できれば本日中に設定しておけば安心です。
記事ではiOS13.6以降とありますが、「自動アップデート」はiOS12以降でオフにできます。
本日9/16中にオフにしておくことを強くおすすめいたします。