iPhoneよもやま話

7年ほど正規代理店で働いてきた人の、経験したことやiPhoneユーザーに役立つことを発信していこうと思います。

iPhoneの動作が不安定になった時読むお話

こんにちは。

1年以上ブログを放置した、ヒロです。

すっかりご無沙汰してしまいました。

久しぶりに更新しようと思います。

 

フォローさせていただいている、Taisyoさん(@taisy0)が次の記事を公開されていました。

 

taisy0.com

 

今回iPhone13の不具合で、海外のサイトで話題になっているようです。

記事内で触れられているようにリセットで直ることもあるようですが、私の過去の対応した経験上、一度このような症状が起こった場合、改善は難しいと思われます。

 

もし似たような症状がお持ちのiPhoneで起こった人は、iPhoneの設定から以下の項目を確認してみてください。

 

設定→プライバシー→解析及び改善→データ解析

 

ここにはアルファベット順にiPhoneで起こった出来事の項目が羅列されていますが、その中に「panic」という項目が3つ以上あった場合、本体交換が必要です。

よく見ると日時も表記されているので、自分のiPhoneに起こった過去の事象もわかります。

 

保証が残っていて、液体による損傷等がなければ無償交換されます。

背面やディスプレイ破損に関しては、起こった不具合との因果関係がないと判断されると、無償になる可能性があります。

また、この不具合が交換プログラムが発表され、その対象になると、保証が切れていても無償対応になることもあります。

 

まずは早急にバックアップを行い、早めにアップルサポートへ連絡することをおすすめします。

 

それではまた。

 

iPhone12発売で、機種変更に迷っている時読むお話

本日日本時間午前2時頃からAppleの発表会があり、HomePod miniとともにiPhone12の発表がありました。

www.gizmodo.jp

 

性能などは事前リーク情報通りでしたので特に驚きはなかったのですが、個人的に気になったのは、iPhone12が発売されてもiPhoneXR、iPhone11(Proは終売)が引き続き併売されることです。

ascii.jp

 

ディスプレイサイズ的にはXR、11、12は競合するので、新機種を販売促進するためには旧機種は終売すべきなのですが、Appleはあえて残しました。

これで現状Appleから発売されている機種は価格順に

 

iPhoneSE 2nd

4.7インチ、液晶ディスプレイ、TouchID

iPhoneXR

6.1インチ、液晶ディスプレイ、FaceID

iPhone11

6.1インチ、液晶ディスプレイ、FaceID

iPhone12 mini

5.4インチ、有機ELディスプレイ、FaceID

iPhone12

6.1インチ、有機ELディスプレイ、FaceID

iPhone12 Pro

6.1インチ、有機ELディスプレイ、FaceID

iPhone12 Pro Max

6.7インチ、有機ELディスプレイ、FaceID

 

と、7機種も販売されることになります。

サイズで決める方、価格で決める方、最新機種ということで決める方、いろんな方がいらっしゃると思います。

また「5G」を体感したいということでiPhone12を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。

ただマスコミやネットで騒がれている割には、現状5Gの恩恵を受けられる地域が狭く、Softbank楽天モバイルに至っては5年後でも50%台の地域カバー率計画です。

www.infraeye.com

車で例えると、いくら高性能な車(iPhone)を購入しても高速で走る道(5G)や行き先(アプリやコンテンツ)がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

 

以下個人的な考察を元に、各機種を解説をつけておすすめしていきます。

 

スマホ初心者の方や大きいスマホを持ちたくない

iPhone SE 2nd

・本体価格最安

・YmobileやUQモバイルでも取り扱いがあり、通信費を抑えられる

・今年発売された、準最新機種

最新機種を求めていないが、大きな画面を使いたい

iPhoneXR

 ・6.1インチで最安

 大きな画面できれいな写真、動画を撮影したい

iPhone11

2つ目のレンズとして超広角レンズを搭載しているので、景色などを大きくきれいに撮影できる

・昨年発売された機種

最新機種を使いたいが、大きな本体は苦手(持ち安さ、重さ)

 iPhone12 mini

・本体サイズはiPhone SE 2ndとほぼ同じだが、TouchIDからFaceIDへ変更することでiPhone8 Plus並の5.4インチのディスプレイ搭載

最新機種で大きな画面、写真や動画にそこまでこだわりがない

 iPhone12

・現在のiPhone標準画面サイズ6.1インチ

・良くも悪くも特徴のない最新機種

写真、動画撮影にこだわりがあり、ストレージは大きいほうが良い

 iPhone12 Pro

・望遠レンズ搭載で、より遠くにあるものをきれいに撮影可能

・ストレージは最大512GB(iPhone12は256GB)

プロ並みの撮影をしたい

 iPhone12 Pro Max

・「センサーシフト光学式手ぶれ補正」を搭載しているので、手ぶれにより強くなり映画並みの撮影が可能

 

以上個人的な考察を交えて各機種をおすすめしてみました。

みなさん、ご自分の希望に合う機種は見つかりましたでしょうか?

今の環境で個人的におすすめの機種は、iPhone11でしょうか。

価格(1万円値下げ)、性能(昨年発売)を考えるとバランスが良いと思います。

日本版のiPhone12は5Gに対応していると言っても、2つある5Gの規格のうち片方しか対応してません。(米国版は両方対応)

また前述したとおり5Gが使えるエリアが現状あまりありません。

5Gを日常で使える環境が少しでも広がる来年でも、5G対応iPhoneを買うのを待っても遅くないと私は考えます。

 

みなさんの機種変更の一つの参考になれば幸いです。

 

新しいiOSが発表、配信された時読むお話

お時間のない方向けに簡潔に

 

本日のまとめ

・9/17未明からiOS14が配信されます

・今使っているアプリが対応していないと起動しなくなる可能性があります。

9/16中に「設定→一般→ソフトウェア・アップデート→自動アップデート→オフ」にしておけば安心。

 

 

ここからはお時間のあるときにでも御覧ください。

 

 

米国時間9月15日(日本時間9月16日)、Appleが新製品発表会を行いました。

新ハードウェアとしてiPhoneは発表されず、Apple WatchiPadの発表のみで少しがっかりされた方も多いかと思います。

 

店舗で勤務している時、毎年7~8月ぐらいになるとお客様から「いつ新しいiPhoneでるの?」など聞かれましたが、一従業員が知るはずもなく、あくまで個人の意見、ネットの情報をお客様にお伝えして、修理するか新機種を待つかなど対応させていただいていました。

 

tmasa43.hatenablog.jp

 

今回の発表会で私が注目したところは、「iOS14」が新iPhoneが発売される前に17日未明に配信されることです。

www.itmedia.co.jp

 

過去iPhone4から、新iPhoneと新iOSはほぼ同時期に発売、配信され、新iPhoneの購入などで新iOSは一気にシェアが広がっていました。

ベータテストでは見つからなかった不具合が、新iOSのシェアが広がることで早く見つかり、早期の安定化につながることは確実だったのですが、新iPhoneの発売がiOS14よりずれることで、細かなアップデートが続くかもしれません。

 

また今回のiOS14は年に一度の大きなアップデートになるので、非常に注意しなければいけません。

 

tmasa43.hatenablog.jp

 

すでにポケモンGOの運営会社はiOS14へのアップデートは待つように呼びかけています。

japanese.engadget.com

 

またmineoや楽天モバイルなどのいわゆる格安SIMMVNO)ではiOSのアップデートを行うとネットワーク接続の設定が変わってしまい、モバイル通信ができなくなる可能性もあります。

 

通常一度アップデートを行うとその前のバージョンに戻すことができないことがiOSの仕様です。ただし例外的にiTunesを使うことで、限定的ですが一つ前のバージョンに戻すができます。またiOSのバージョンはその時の最新バージョンにしかアップデートできません。

Macであれば一度初期化すれば購入したときのOSに戻すことができますし、ある程度望むOSに更新することもできます。

 

例年新iOS配信後、アプリが使えなくなった、iPhoneの動きが遅くなったなど店舗に問い合わせが多かった記憶があります。

iOS14へのアップデートは少なくとも1ヶ月程度待っていただき、アプリの対応状況、身の回りでの情報を集めていただき、しっかりバックアップを作成してアップデートを行ってください。

アップデートは誰でもできますが、大切なデータを守れるのはあなただけです。

アップデートを手動で行う、アップデートを自動で行わない場合はこちらの記事が詳しく解説されていますので、できれば本日中に設定しておけば安心です。

sbapp.net

記事ではiOS13.6以降とありますが、「自動アップデート」はiOS12以降でオフにできます。

本日9/16中にオフにしておくことを強くおすすめいたします。

 

 

 

 

 

 

 

iPhoneが故障かな?と感じた時読むお話

こんにちは。

 

まずはお時間のない方向けに結論から。

アップルサポートへ連絡して、保証の有無だけでも確認してください。

support.apple.com

support.apple.com

 

 

以下、お時間のある方はご一読ください。

 

Twitterを始めて約2ヶ月、日々iPhoneに関することを検索しています。

そのみなさんのつぶやきで多いと感じたことは、自分のiPhoneが調子が悪いと感じているのですが、どこに聞いていいのか、どう聞いていいのかわからない、など不安に感じたことをどこに伝えればいいのかわからない方々多くいらっしゃいます。

 

例えば身体の調子が悪いのであれば、かかりつけのお医者さんやネットで検索して近くのクリニックに気軽に行くことができます。

気軽に行くことができる理由としては、自分の生活圏でよく目にするからです。

気になって調べたのですが、日本には医療施設が18万もあるんです。

www.mhlw.go.jp

 

一方iPhoneですが、Appleの直営店、正規サービスプロバイダをあわせても全国で116店舗しかありません(8/24現在、ヒロ調べ)

 

ストア一覧 - Apple Store - Apple(日本)

Apple正規サービスプロバイダ店舗一覧|Apple製品の正規修理サービス

取扱店舗 - Apple製品修理サービス | ビックカメラ

店舗一覧 | Apple正規修理・クイックガレージ

店舗情報 | Apple製品・修理の専門店 NEWCOM(ニューコム)-Apple Premium Reseller

 

また、公式な情報を見つけられなかったのですが、修理店検索サイトではサードパーティの修理店は2000店舗以上あるそうです。

正規店の20倍ですね。

ちなみにキャリアショップは7912店。

【調査結果】キャリアショップは全国に7912店舗、この1年で295店減 | プレスリリース | 株式会社MCA

 

ユーザーが修理や相談したくてキャリアショップに行く理由がよくわかります。

 

医療施設と単純に比較はできませんが、昨今のスマホの進化、生活環境での利用頻度を考え一日でも使用できないことを回避するためには、正規サービスプロバイダはもっと店舗数がほしいところですね。

 

それを補うためにAppleはサポートページ、コールセンターを設けています。

support.apple.com

サポートや修理サービスに関する Apple へのお問い合わせ - Apple サポート

 

とは言っても、電源が入らない、画面操作できないなどで電話すらできない方もいらっしゃいますし、予約しなければ店舗で対応してもらえない時点で多くの方が修理を我慢するか、機種変更、もしくはサードパーティで修理をされる方が多いかと思われます。

 

しかしちょっと待って下さい。

お持ちのiPhoneAppleCareに加入されていると、ひどい破損でも通常は最大11800円+税で本体交換できます。

また、保証があり、破損などない状態での不具合は無償で修理できます。バッテリー交換やタッチパネルの不具合、正常に起動しないなども含めて保証対応できます。

support.apple.com

 

サードパーティで修理されますと、保証が使えなくなる場合もありますので、まずはアップルサポートへ連絡し、保証の有無だけでも確認してください。

 

またauSoftbankは修理後にポイントが戻って来る場合があり、実質無料で修理できます。

auスマートパスプレミアム会員向け修理サポート(修理補償)|あんしん - auスマートパス

修理価格の適用とPayPayボーナス受け取りの流れ | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

 

docomoは独自の保証がありますので、AppleCareに入ってなくても諦めず、コールセンターへお問い合わせ下さい。

iPhoneの故障・修理と補償サービス | NTTドコモ

 

以上、故障かなと感じた方はアップルサポートへ連絡して下さいというお話でした。

 

 

 

アップデートするのかどうか迷った時読むお話

ここ最近ネットで情報を見ていますと、先月公開されたiOS13.6のアップデート後、アップルロゴで正常に使えなくなったという話がちらほら見かけるようになりました。

 

sbapp.net

 

今回のiOS13.6に限らず、かなり以前からアップデートの失敗でアップルロゴで動かなくなることは以前記事にいたしました。

 

tmasa43.hatenablog.jp

 

過去のiOS13のアップデートの中でIOS13.6は、ネットで見る限りアップデート失敗の事例が多く見受けられます。

確証は取れていませんが、中には初期化もできず本体交換せざるを得ない事例もあるとのことです。

 

そこで今回はアップデートするのかしないのかを迷っている方向けのお話をしようと思います。

 

アップデートしない方がいいiPhone

・バックアップ作成していない

iPhoneのストレージに空きがない

 

よく考えて、万が一iPhoneが使えなくなってもいいのであればアップデートOK

・FaceIDやカメラ撮影、Apple Payなど使えない機能がある

・画面破損や背面破損など落下による外的損傷、傷が多い

 

アップデートしたほうがいいiPhone

・iPhone6s以降のiPhoneで、今のiOSバージョンがiOS12以前のiPhone

・近々機種変更する予定がある

・アップデートされる内容に、使いたい機能や自分が困っているバグが修正されている

 

以上、簡単にまとめてみました。

アップデートしない方がいいiPhoneも、容量を空けたり(数GBの空きは必要)しっかりバックアップを作成してもらえれば、万が一失敗してもデータ復元できるので安心です。

アップデートをタップする前に、よく考えて行動して下さい。

 

 

ここからは時間があって、もう少し詳しく理由を知りたい方向けに

 

 アップデートしない方がいいiPhone

 バックアップ未作成は、命綱を付けずに山登りするようなものです。

いくら登り慣れた山でも急な天候変化や体調不良で遭難、命を落とすこともあります。

一日でも使えなくなったら困る大切なiPhone、準備はしっかりと。

 

よく考えて、万が一iPhoneが使えなくなってもいいのであればアップデートOK

 公式な情報はありませんし、ネットを検索しても情報は殆ど出てきませんが、数年に渡ってお客様に対応してきた私の経験では、iPhoneは常にハード、ソフトをチェックしており、不具合があると復旧しようと動き出し、それがバッテリーの異常消耗や再起動を繰り返したりしています。

例えばTouchIDを備えたiPhoneはホームボタンにヒビが入ったり、FaceIDを備えたiPhoneは液体が少し入ってしまってFaceIDが使えなくなると、アップルロゴで再起動を繰り返したりします。

ソフトウェアの不具合であれば初期化すればほぼ改善しますが、ハードの不具合は修理交換しない限り直りませんし、パーツ交換できない場合本体交換しかありません。

ハード的に何らかの不具合を抱えていて、かろうじて使えているiPhoneのアップデートを行うと、iPhoneのシステムがハードの不具合をチェックしエラーになるとそこでアップデートが止まってしまいます。

初期化を行っても再度チェックが行われるだけで、アップルロゴで再起動を繰り返します。実際アップルロゴで来店されたお客様のiPhoneを初期化しても改善されず、内部確認で液体損傷の痕跡があった事例は多々あります。

ですのでよくiPhoneを落下させる、お風呂場で使用したことがある、ディスプレイや背面に破損があるなどハード的に不具合を抱えていそうなiPhoneのアップデートは、慎重に進めて下さい。

 

 

セキュリティー向上、バグ解消のためにはアップデートはするべきですが、そのために使えなくなっては本末転倒です。保証が切れている、破損がある、正規店以外で修理したiPhoneでアップデート、初期化できなくなってもアップル社は交換プログラム以外は保証してくれませんのでお気をつけ下さい。

 

アップデートすることに悩んでいる方に少しでもこの記事が届けば幸いです。 

 

 

 

 

機種変更に迷った時読むお話

今日Appleの業績発表で次のiPhoneの発売時期がおおよそ公表されました。

taisy0.com

 

お店で勤務しているとき、少し前の機種を持ち込まれたお客さまとお話していますと、修理より機種変更がいいかどうかと伺うことが時々ありました。

Appleの直営店ではなく、サービスプロバイダは修理しかできないお店ですので、はっきりお話できることはなかったのですが、修理代金(本体交換なのか、パーツ修理か)と、お客様のiPhoneiPadの発売時期、販売店、対応OS、使い方などをできるだけ丁寧にヒアリングし、あくまで個人の意見としてお話させていただいていました。

 

なにも情報を持たず、キャリアショップに相談に行くと、購入して2年以上経過していると、お店の方から機種変更を熱心に進められると思います。

最新機種には高性能なカメラ、大きなストレージなど、ユーザーの財布を開けさせようとする魅力が多くありますが、最近のiPhoneは高額化していますので、以前のように実質0円などで気軽に機種変更ができにくくなっているので、悩ましいところではあります。

 

最後に決めるのはユーザー自身ですが、機種変更するかどうかの判断基準を、修理技術者視点でお客様にお話していたことを少しまとめてみようと思います。

 

外的損傷の状態

ストレージの空き状況

お客様の使い方(よく使うアプリや、一日に使用時間など)

iOSのバージョン

 

この4つの判断基準でお客様にお話させていただいていました。

 

外的損傷の状態

修理のためにお客様は来店されますから、お客様が困っている部分を修理するのは当然ですが、筐体に湾曲がある、背面カメラが割れている、ホームボタンが反応しないなど、明らかに他にも修理が必要な箇所がある場合は、AppleCareなどの保証がない場合、修理はおすすめせずに機種変更にしてはいかがでしょうかとお声がけしていました。

 パーツ修理や本体交換修理した場合、交換した部分に保証が90日付与されます。交換された部分ですから、例えばバッテリー交換して1ヶ月ぐらいして起動しなくなったり画面が映らなくなると、別パーツの修理なので修理代が再度発生してしまいます。本体交換を伴う修理ですと、本体全体に90日保証が付きます。

 機種変更すると少なくとも1年間限定保証が付き、破損を伴わない自然故障であれば無償で修理できますし、AppleCareに加入されると、2年間破損があっても修理対応可能です。

 保証される日数と修理代金、新機種発売日や購入代金など色々関係してきますので、最終的には使用される方が財布と相談して決めてください。

 

ストレージの空き容量

少し前のiPhoneですと、一番小さい容量が16GBや32GBのものがありました。

最近のアプリはサイズが大きくなっているのもあるのですが、圧倒的に写真、動画撮影をされる機会が増えて容量不足に陥っている方がちょいちょい見受けられます。

そんな中でもいらないアプリや写真を随時削除することでやりくりされている方も多いのですが、容量ギリギリまで使用していますと、突然のアップルロゴで再起動など起こりますので、あまりおすすめできません。

ですので容量不足になりがちな方は保証が切れたり新機種発売時に機種変更するのもいいかもしれません。

 

お客様の使い方

これはストレージの空き容量とも関係してくるのですが、電話がメインで、時々LINE、メールぐらいしか利用しない方にiPhone11Proが必要かと言われれば、圧倒的に「NO」です。

最新機種のほうが当然性能はいいのですが、オーバースペックなのです。車で例えると時々買い物や送迎に使う程度であれば軽乗用車でいいですが、よく家族でキャンプに行くというのであれば荷物も多く積めて、車中泊もできるワゴン車のほうがいいですねということです。

 

iOSのバージョン

今年公開されるiOS14は6s以降に対応するとのことなので、現在iOS13と対応機種が一緒です。現在アプリなど使っていて特に問題がなければ機種変更の必要がないと判断できます。

ただし、対応はしていますが動作がどうしても重くなってしまうということがあります。例としては、iOS6→iOS7のとき、iPhone4や4sでアップデートを実施後あまりの動作の遅さにお客様から問い合わせ、苦情を多くいただきました。

今でもアップデートに恐怖感をお持ちの方がいらっしゃいます。以前に比べるとアップデートの不具合は少なくなってきていますが、やはり人それぞれiPhoneに保存されているデータの多い少ないやアプリの数によってはアップデート失敗する可能性もあります。

ですのでバックアップ作成してアップデートをお願いします。

最近のアプリはiOS13以降でないと将来的に動かなくなることを告知しているものもありますので、お持ちのiPhoneiPhone6以前で現在利用しているアプリがそうであるならば機種変更がいいかもしれません。

 

まとめ

新機種の発表があるとiPhoneに限らず、ウキウキしてきますね。

ただ月々の通信量も含めて安い買い物ではないので、2年、4年と使ったときトータルでいくら支払いが必要なのかなども考えて、機種変更をご検討下さい。

また日本ではiPhoneは入っていないのですが、iPadMacが少し安く購入できる「認定整備済み品」というものがアップルのサイトで購入できます。

www.apple.com

iPadは保証切れ本体交換費用が高いので、購入したほうが保証も含めてオトクな場合もありますので、ご参考に。

 

イヤホンや充電ケーブルが使えなくなった時読むお話

先日、ガジェットに関する海外の記事を紹介するサイトで、今年発売されるであろう新iPhoneに関する情報が掲載されてました。

 

taisy0.com

この中で私が気になったのは、「有線イヤホンが付属しない」との記載。

 

ここ最近テレビを見ると、番組参加者がテレワーク出演の方が多く、その時使っているイヤホンを見ると、私が見る限りiPhoneに付属しているEarPodsを使っている方が半分以上です。

改めて日本でのiPhoneの普及率が高いことを感じます。

みなさんも普段使っていないEarPodsを探して使い始めた方も多いのではないでしょうか?

 

そこで正常に使えればいいのですが、接触が悪く音声が途切れたり、手元で音声コントロールができないなど不具合が見つかることもあります。

また充電ケーブルも使用頻度が高い方は、1年も経たずに使えなくなる方もいるかと思います。

私がお店で勤務しているときも、iPhone7ぐらいまでは充電ケーブルの不具合対応を週に2~3回は対応していました。

イヤホンに関しては差込口がLightning Connectorに変わってから対応が増えた記憶があります。

 

みなさんあまりご存知ではないのですが、Appleの製品には少なくとも「Apple 製品 1 年限定保証」がついています。

AppleCareに加入されると更に延長されます。

この保証には本体だけでなく、付属品も適用され、バッテリーも故障(通常使用の劣化は対象外)した場合保証が受けられます。

www.apple.com

お近くに正規サービスプロバイダや、Appleの直営店があるのであれば、使えなくなったイヤホンやケーブルを予約していただき、持ち込んでみてはいかがでしょうか?

ただしご注意いただきたいのですが、「破損」と判定されてしまうと保証は適用されません。

「破損」というのはぱっと見て、破れている、剥離している、ひどく折れ曲がっているなど、明らかにわかるものや判定に悩むものなどありますので、わざわざ交通費、時間を使って交換されない可能性がある場合は新規購入がいいかもしれません。

 

以上、iPhoneの付属品にも保証がついているというお話でした。